施工事例
≪2025年11月~2026年5月 東京都内 木造3階建てアパート新築工事≫
≪2025年11月~2026年5月 東京都内 木造3階建てアパート新築工事≫
【新築工事 其の二 《内装》 大工、設備編①】
【大工工事・設備工事①】
前回、床板の施工まで完了したため、ここからは建物の骨組みとなる壁づくりと設備工事へ進んでいきます。
先ずはしっかりと図面どおりに間柱を立て、
必要な場所へ下地を組み、建物全体の位置を正確に確認しながら外壁の下地となる構造用パーティクルボード(ノボパン)を一枚一枚丁寧に施工していきました。
『地震や台風に強い構造』
この建物は、一般的な木造住宅でよく使われる「筋交い」を使用せず、建物全体を面で支える『面材耐力壁工法』を採用しています。
壁全体で力を受け止めて分散する構造のため、地震や台風などの大きな力にも強く、耐震性・耐久性に優れた住まいになります。
また、柱を見せる部分と壁で隠す部分を適切に使い分けることで、十分な強度を確保しながら、広々としたリビングや大きな窓など、自由度の高い間取りを実現しています。
『外部工事も同時進行』
壁の施工と並行して、サッシを取り付けるための下地や玄関庇、各階ベランダの腰壁、大屋根のパラペット、共用廊下やテラス、ベランダ床なども順番に施工しました。
雨水がしっかり流れるよう、それぞれの床には適切に定められた勾配も設けています。
【設備工事】
設備工事では、各住戸の給排水配管を敷設、新規設置しました。
壁や天井を塞ぐ前に、給水・排水・排気など必要な配管を建物全体へ張り巡らせていきます。
この工程は完成後には見えなくなる部分ですが、建物の快適性を支える大切な工事です。
《中間検査(金物検査)》
構造用金物の取り付けが完了した段階で、第三者機関による法定の中間検査を受けました。
柱や梁を固定する金物が設計どおりに施工されているか、一つひとつ細かく確認されます。
この検査に合格しなければ壁を塞ぐことができず、次の工程へ進めません。
今回も無事に合格し、安心して次の工程へ進むことができました。
『フローリング工事』
検査後は、サッシや玄関ドアを取り付け、床のフローリング施工を進めました。
この建物は全室フローリング仕上げとなっています。
*さらに、60分準耐火仕様の建物であるため、壁や天井には強化石膏ボード(ガラス繊維などを混ぜて火災時に崩壊を防ぎ、耐火性能に優れています)
二重張りし、2・3階の床には硬質石膏ボード(密度を上げ、耐衝撃に優れています)
と遮音マットを施工しています。
そのため、一般的な住宅よりも耐火性・遮音性に優れていますが、材料は非常に重く硬いため、
搬入や加工には多くの時間と労力が必要でした。
加工をして、使用する場所まで持って行って張って、へとへとでした…。
それでも目に見えない部分だからこそ、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねながら、安全で快適に長く住み続けられる住まいづくりを進めています。
*次回は「大工・設備工事②」をご紹介します。