江戸の大工と令和の僕と
2023/07/18
こんにちは。
工事部の加藤です。
まずは、こちらをご覧ください。
江戸時代に描かれた大工の浮世絵なのですが…格好良くないですか?
江戸時代、大工、左官、鳶(火消し)は人気の花形職業でした。
華の三職なんてよばれていました。
江戸はとても火事が多く、当時は今のような技術がなかったので建物を壊して
延焼を止めるという方法をとっていました。
その再建に必要不可欠な存在が大工だったわけです。
今回は江戸時代の大工について少しですがご紹介させて下さい。
当時の大工は服装も洒落ております!
半纏、腹掛け、股引き。
今はお祭りでしか見かけないですよね。
これらは当時、職人達の作業着でした。
いなせですねぇ。
こちらは道具箱です。
この道具箱を肩に担いで現場に通っていたわけですね。
粋だね!
でも大変だ…
現場に置きっぱなしにはせず、日々持ち帰って道具の手入れをしたそうです。
今より高価な品ですし、置いていく訳にはいかないですよね。
今回は江戸時代の大工についてご紹介しましたが、大工の歴史はとても長いものです。
こちらは墨壺という道具です。
墨壺は木材に直線を引くのに用いる道具なのですが…
そして、こちらが正倉院に所蔵されている現存する最古の墨壺です。
全然、違いますよね。
今のものは勿論、便利です。
でも、この装飾された木製の墨壺。
建築の儀式で使われていたそうですが、もう美術品ですよね。
大工の歴史は聖徳太子が指矩(さしがね、長さや直角を測る大工に欠かせない道具)
を中国から導入した飛鳥時代まで遡ります。
大工という職業には長い長い歴史があることをお話しさせていただきました!
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