施工事例
2022年4月 東京都世田谷区にある一軒家のトイレをリフォーム
2022年4月 東京都世田谷区にある一軒家のトイレをリフォーム
2022年4月
世田谷区等々力の戸建ての1階トイレ内のリフォーム工事
施主様からの御依頼は、1階にあるトイレを『イメージチェンジしたい』との御依頼でした。
多くのアイデアを出させて頂き、変えたい箇所変えたい物を決めて頂き、大体が決まった所で後は〖岡田工務店さんにお任せします‼〗と仰って頂いたので、
先ずは4メートルのタモ【タモ材とはモクセイ科の広葉樹で、トネリコ属に分類される木の総称。「タモ」の丸太からとれる無垢材です。】の1枚板をカウンターと吊戸棚の各使用箇所ごとに切り分け完成後のイメージを沸かせながら、後は加工しながら要所で更に手を加えていき吊戸棚と手洗いカウンターを一から造作しました。
建物の中でもトイレはよく使う場所なので、施主様の使い慣れた感じを残したままに施工したいと思ったので、棚の位置や段数等をほぼ同じ様に造りました。
吊戸棚に関しては重さはありますが、下地にがっちりと留めてあげればしっかりと固定出来るのでなんの問題もありません。寧ろタモで造る事により、頑丈で重厚でかつ木目を合わせる事で扉もとても綺麗に仕上りました。
カウンターの天板の加工では便器廻りを出来るだけ広く取りたいので、幅は落として大体の寸法で穴開けをし、
残りを丁寧に丁寧に鑿【ノミ】(大工が木材を彫りや削る時に使う道具)で、ぴっちりとタイルボウル自体と下底部の段が入る様に削り込んでいき、
水平を見て固定、水回りなのでコーキング処理しました。
全体的にクリアで塗装もし、施主様ご用意の蛇口を取り付けて手洗いカウンターは完成。
後は壁を、必要とする箇所の開口、下地を入れ施主様ご用意のペーパーホルダー、タオル掛けを設置し、
クロスを張り替えて壁工事も完了。
既製品もとても良いのですが、
手造りならではの木の温もりあるヨーロピアン風のアンティーク調な、
とてもお洒落なトイレに変わりました。
施主様も大変お喜び頂き嬉しい限りでした。
余談ではありますが、手洗いカウンターのR⦅アールとは曲線や曲面⦆の研磨が苦労しました。
もっと角度あった方が施主様が使い勝手が良いのではないか、もっと丸みがあった方がボウルと合うのでないか等、微調整を繰り返しました。
この様な施工事例の様に、施主様御用意の物を使って弊社が材料を発注して施工をするという事も可能ですし、
内容もこんな風にしたいここだけはこうしたいなど、お客様のイメージから造作していく事も何でも弊社にご連絡下さいませ。